学習管理システム(LMS)と人工知能(AI)

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Eラーニング・システムは学生や生徒が自宅学習をしたり、外国の大学の教程を学ぶために広く使われていますが、もちろん多くの企業で導入されていて、社員の自己研鑽のほか、社員の教育・再教育に広く利用されています。

 

企業でEラーニングを導入する場合、プログラムを社員に割り振って配布したり、学習に取り掛かったかどうかを確認したり、進捗状況を確認したり、効果を(テストなどで)測定したり、過去の学習履歴などを調べたりする上で、学習管理システム(LMS)が大きな威力を発揮します。

これまでは人事部などの組織で人が中心になって管理を行ってきたわけですが、AI(人工知能)により、新たなステージへと進化しているようです。

 

AshleyMarsh氏のブログによれば、LMSには以下のようなトレンドが生まれてきています。

 

  1. ゲーミフィケーション――――AIと組み合わせたゲーミフィケーションをEラーニングに持ち込むことにより、学習者のエンゲージメントが強固になります。単に楽しみをもたらすだけでなく、興味を持続させ、達成の満足を与えることが可能になります。
  2. バーチャル個人授業――――音声認識、ジェスチャー入力など、学習者と学習システムとのやり取り(インタフェース)が高度化しており、文字入力やマウスの操作などとは別次元の学習環境を提供することが可能となっています。
  3. 高度に直感的なコンテンツ――――前述のインタフェース高度化に加えて、AIは学習者の期待する形でコンテンツを提示し、使いやすく分かりやすいコンテンツへの変換も行われます。 
  4. タレント管理――――学習者である従業員の実情と学習の進み具合などを総合的に判断して適切な教材を選んで提示するのは人事担当者にとって面倒で厄介な仕事ですが、AIがこの役割を担ってくれるようになってきています。
  5. モバイル学習――――WebベースやWebとテキストブックの組み合わせが中心だった教材は、HTML5サイトやモバイルアプリを活用することで、学ぶ場所を選ばないものに進化します。
  6. コンテンツの進化――――過去に学んだ内容を分析し、改善し、コンテンツ制作者に気づきを与えることがAIには可能です。学習者がどこでつまづいたり、失敗するのかを綿密にトラッキングすることで、理解度を高めるよりよりコンテンツの制作が可能になります。

 

AIはLMSに対してコンテンツの配信方法から上流のコンテンツの制作に至るまで広範な影響を与えて大きなメリットをもたらしています。 

 

<参考情報>